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準備と植え付け|ハナモモの育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

ハナモモを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

ハナモモ写真

サクラの花の咲く時期に前後して、ハナモモも開花の最盛期を迎え、艶やかな花が春の庭を彩ります。  モモが含まれるサクラ属は、北半球の温帯を中心に430種が分布します。本属にはサクラやウメ、アーモンド、アンズ、常緑性のセイヨウバクチノキなど重要な花木や果樹が含まれます。  モモの渡来は古く、弥生時代といわれています。古来中国では災いを除き、福を招くとされてきました。

植えつけ方

植えつけ

 日当たりがよく、成木の樹高や樹形を考慮して充分に成長できる場所を選びます。日陰に植えた場合は、枝が徒長し、花も咲きにくくなります。土質は特に選びませんが、水はけのよい場所が適しています。水はけの悪いところでは盛り土をしてから植えつけましょう。また、ハナモモは成長が早く、強風によって枝が折れたり株が倒れることもあるので、風が直接当たらないような場所がよいでしょう。なお、モモの仲間は同じ場所に再度植えつけると、忌地を起こすので、場所を変えるか、客土をします。

 植えつけは厳冬期を除く休眠落葉期に行ないます。11~12月または2~3月が適期です。成長が早いので苗木を植えつけてもすぐに大きくなり、活着も良好です。

 根鉢の大きさの2倍の深さ、幅の植え穴を掘り、腐葉土を掘り上げた土の1/3ほど混ぜて、それに元肥として粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり150g混ぜたもので植えつけます。根鉢の周りに十分に水を注ぎ、棒などでつついて根と植え土をなじませます。若木のうちは風で枝や幹が折れやすいので、必ず支柱をします。

監修:園芸研究家 倉重祐二

園芸研究家。千葉大学大学院園芸学研究科修了。赤城自然園(群馬県)を経て、現在は新潟県立植物園に勤務する。日本植物園協会 植物多様性保全委員、新潟県野生生物保護対策委員、魚沼市自然環境保全調査委員会副委員、NHK趣味の園芸講師などをつとめ、園芸の普及に幅広く活躍する。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花卉園芸文化史。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。

ハナモモの育て方のページです。
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