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栽培管理|ひいらぎなんてんの育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

ひいらぎなんてんの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

ひいらぎなんてん写真

 常緑で濃い緑色の葉。冬枯れの時期に長い花穂に多数つく鮮やかな黄色い花。初夏に熟す粉を吹いたような黒青色の果実と、ヒイラギナンテンは1年を通じて観賞できる花木です。  庭園樹として古くから利用され、種名もヤポニカ(japonica/日本の)であるために日本の植物と思われがちですが、じつは中国原産で、江戸時代初期に渡来しました。

管理

水やり

 特に必要ありませんが、極端に乾燥する夏の高温期には、朝か夕方に水やりをします。

肥料

 寒肥として1~2月に、粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり150g、株元にばらまきます。

剪定

 ヒイラギナンテンは分枝しにくいため、時間がたつに連れてだんだんと樹高ばかりが高くなり、花数も少なくなってしまうので、開花が終わった3~4月に剪定します。枝先から1節下で切ると、そこから複数の新梢が伸びて来ます。毎年これを繰り返すと、こんもりとした樹形をつくることができます。また、この時に、込みすぎた枝や枯れ枝も切り除いておきましょう。

 萌芽がよいので、大きくなりすぎた株の場合は、好みの樹高まで切り戻し剪定することもできます。

ふやし方

 実生またはさし木でふやします。

 春から夏に熟した果実を採取し、果肉を洗い流してからタネまきします。

 さし木は6~7月に、成熟した枝を10cmほどの長さで切ります。複葉で葉数が多いので、基部の小葉を数枚残して取り除きます。30分ほど水揚げをして、切り口に植物成長調整剤「ルートン」を薄くまぶしてから、赤玉土の小粒やさし木用土を満たした鉢か箱にさします。たっぷりと水やりして日陰に置き、秋に鉢上げします。

監修:園芸研究家 倉重祐二

園芸研究家。千葉大学大学院園芸学研究科修了。赤城自然園(群馬県)を経て、現在は新潟県立植物園に勤務する。日本植物園協会 植物多様性保全委員、新潟県野生生物保護対策委員、魚沼市自然環境保全調査委員会副委員、NHK趣味の園芸講師などをつとめ、園芸の普及に幅広く活躍する。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花卉園芸文化史。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。

ひいらぎなんてんの育て方のページです。
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