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準備と植え付け|ピラカンサの育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

ピラカンサを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

ピラカンサ写真

生け垣や鉢植えとして栽培される常緑低木で、数種類をまとめてピラカンサと呼んでいます。日本には明治時代に導入されましたが、果実が美しく、特別な管理がなくてもよく育つため、鉢植えや庭木として広く栽培されるようになりました。 春に開花する白い花は小さいものの、まとまって咲くので観賞価値が高く、秋には美しい果実がたわわに実ります。葉も濃緑色で光沢があり、通年観賞することができます。

植えつけ方

植えつけ

 極度に乾燥しない水はけがよい日なたであれば、土質を選ばずによく成長します。

 植えつけは、寒さが終わって根の生育が始まった、新芽が伸び始める前の3~4月、または10~11月が適期です。庭植えは、根鉢の2倍以上の植え穴を掘り、掘り上げた土に腐葉土や完熟堆肥などを混合したものを使い、軽く根をほぐしから深植えしないように植えつけます。

 鉢植えは、2年に1回を目安として根を1/3ほど整理して、一回り大きな鉢に植え替えます。水はけがよく、腐植質に富んだ土壌を好むので、赤玉土の細粒と腐葉土を3:1で混合した用土などを用います。

 なお、植え替え時には、鉢と株のバランスを考えて、伸びすぎた枝を切り詰めます。適期は庭植えに準じます。

監修:園芸研究家 倉重祐二

園芸研究家。千葉大学大学院園芸学研究科修了。赤城自然園(群馬県)を経て、現在は新潟県立植物園に勤務する。日本植物園協会 植物多様性保全委員、新潟県野生生物保護対策委員、魚沼市自然環境保全調査委員会副委員、NHK趣味の園芸講師などをつとめ、園芸の普及に幅広く活躍する。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花卉園芸文化史。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。

ピラカンサの育て方のページです。
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