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栽培管理|の育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

の栽培管理と収穫の方法について紹介します。

写真

まるで蝋細工のような黄色い花を咲かせるロウバイは、中国原産の落葉低木で、ウメ、スイセン、ツバキと共に雪中の四花として尊ばれています。日本には江戸時代初期に渡来し、ほかの花木に先がけて咲く香りのよい花が愛され、生け花や茶花、庭木として利用されてきました。 花の時期以外は目立たない花木ですが、新春に香り高い花を咲かせるロウバイは貴重な存在です。

管理

水やり

 特に必要ありませんが、極端に乾きすぎる夏の高温期には、朝か夕方に水やりをします。水はけが悪く、梅雨時期に株元に水が溜まると、根腐されを起こすことがあるので、根鉢の外側に溝を掘るなど、水が溜まらない工夫をします。

肥料

 成長期の4~5月、また、寒肥として12月に、粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を1㎡当たり150g株元にばらまいて施します。なお、未開花株には追肥として、9月上旬に前出の半量を施します。

剪定

 樹形は成木になると自然と整うので、強剪定は不要です。若木のうちに樹形が乱れる場合は、花後でなおかつ新葉が出る前の3月に枯れ枝や徒長枝を切る程度に剪定します。また、園芸品種は接木でふやされた株が多いため台芽が出やすく、株元からひこばえが出たら、元から切り除きます。

ふやし方

 園芸品種は接木でふやされていますが、台木を用意することが難しいので、一般家庭ではタネでふやすのがおすすめです。花形や花色の変化が出ることもあるので、自分だけのオリジナル品種をつくることもできます。
タネは9月に採取し、赤玉土小粒やタネまき用土にすぐに まき、厚さ1cmほどに覆土します。乾かさないように水やりをすれば、春には発芽します。本葉が3~5枚ほどの大きさになったら1本ずつ鉢上げします。用土は赤玉土細粒と腐葉土を4:1で混合したものを用いましょう。開花には5年ほどかかります。

監修:園芸研究家 倉重祐二

園芸研究家。千葉大学大学院園芸学研究科修了。赤城自然園(群馬県)を経て、現在は新潟県立植物園に勤務する。日本植物園協会 植物多様性保全委員、新潟県野生生物保護対策委員、魚沼市自然環境保全調査委員会副委員、NHK趣味の園芸講師などをつとめ、園芸の普及に幅広く活躍する。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花卉園芸文化史。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。

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