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準備と植え付け|フジの育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

フジを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

フジ写真

 「つるが伸びすぎて始末に困る」「切ったら花が咲かない」。こんな悩みをよく聞くフジですが、適切な管理をすれば、来年もたくさんの花を楽しむことができます。  5月の風に乗って長い花房を揺らし、甘い香りを漂わせるフジの美しい花は、古くから愛されてきました。現在でも花期には、各地のフジの名所に多くの人々が訪れます。

植えつけ方

植えつけ

 土質は特に選びませんが、水はけと水保ちがともによく、充分に日が当たる場所を選びます。一般的には棚で栽培するので、ある程度の広さが必要です。日陰に植えると、花は咲きません。

 植えつけは、落葉休眠期の11~3月に行ないます。フジの根は粗く、鉢植えや地掘り苗の土はすぐに落ちてしまいます。根が切れると、花が咲きにくくなるので、丁寧に植えつけましょう。根鉢の倍の深さと幅の植え穴を掘り、掘り上げた土に腐葉土を1/3量ほど混ぜて植えつけます。

 移植の適期も、植えつけと同じです。フジの根は、地表近くに張りますので、切らないように掘り取りましょう。根鉢をつくって掘り上げる必要はありません。

 鉢植えの用土は、水はけと水保ちがよい、赤玉土細粒7に腐葉土3を混合したものを使います。

監修:園芸研究家 倉重祐二

園芸研究家。千葉大学大学院園芸学研究科修了。赤城自然園(群馬県)を経て、現在は新潟県立植物園に勤務する。日本植物園協会 植物多様性保全委員、新潟県野生生物保護対策委員、魚沼市自然環境保全調査委員会副委員、NHK趣味の園芸講師などをつとめ、園芸の普及に幅広く活躍する。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花卉園芸文化史。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。

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