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栽培管理|ブッドレアの育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

ブッドレアの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

ブッドレア写真

 ブッドレアの仲間(フジウツギ属)は日本を含むアジア、南北アメリカ、アフリカに、約100種が分布する潅木です。日本にもフジウツギと、葉裏が白いウラジロフジウツギが自生しています。  園芸的には花が美しく、甘く香り、初夏から秋まで開花し続ける中国原産の落葉低木、ダヴィディ(クサフジウツギ)が栽培されます。チョウが蜜を吸いに集まるため、英名でバタフライ・ブッシュと呼ばれます。

管理

水やり

 植えつけからまもなくは、土が乾いたら水を与えますが、その後は夏、極端に土壌が乾燥する時期以外、水やりの必要はありません。

肥料

 肥料はほとんど必要ありません。苗を植えて、早く大きくしたい場合は、成長が始まる前の3月に、緩効性の粒状肥料「マイガーデン植物全般用」1m²当たり150gを土の上にばらまいて施します。

剪定

 
成長が早く、枝が暴れて樹姿が乱れやすいので、毎年剪定が必要です。剪定しないと、枝が細くなって花が咲きにくくなったり、株に風が通りにくくなるため、「アブラムシ」などが発生しやすくなります。

 花芽は春に伸びた枝にできるので、3月に前の年に伸びた枝を切り戻します。

 まず、樹形を考えて、地面に対して垂直に伸びて樹形を乱すような枝、枯れた枝、混みすぎた枝(A)を株元から切ります。次に、木の内側に向いて伸び、重なった枝(B)を整理します。また、樹形を小さく保つためには、枝の適当な位置で、節のすぐ上(C)から切ります。

 樹形が乱れてしまったときには、樹高の1/3程度のところで切り詰めましょう。

ふやし方

 さし木でふやすことができます。6~7月、その年に伸びて多少柔らかい枝を長さ10cmほどで鋭利な刃物を使って切ります。30分ほど水あげをし、切り口に植物成長調整剤「ルートン」を薄くまぶしてから、鉢か箱に赤玉土小粒やさし木用土を敷いて、さし木します。たっぷりと水やりして日陰に置き、秋に鉢上げします。

監修:園芸研究家 倉重祐二

園芸研究家。千葉大学大学院園芸学研究科修了。赤城自然園(群馬県)を経て、現在は新潟県立植物園に勤務する。日本植物園協会 植物多様性保全委員、新潟県野生生物保護対策委員、魚沼市自然環境保全調査委員会副委員、NHK趣味の園芸講師などをつとめ、園芸の普及に幅広く活躍する。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花卉園芸文化史。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。

ブッドレアの育て方のページです。
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