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準備と植え付け|マグノリアの育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

マグノリアを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

マグノリア写真

 近年使われる「マグノリア」は、モクレンの仲間(モクレン科モクレン属)を意味する学名(英名)で、数々の園芸品種が導入されるにつれ、この名で呼ばれることが多くなりました。  マグノリアは、日本を含むアジアとアメリカに約90種の野生種が分布する、常緑または落葉の木本植物です。日本にはコブシやホオノキ、シデコブシ、タムシバ、オオヤマレンゲなど、観賞価値の高い野生種が分布します。

植えつけ方

植えつけ

 花を咲かせるためには、日当たりがよい場所に植えることが必要ですが、オオヤマレンゲは午後には半日陰になるような、落葉高木の近くなどが適しています。土壌は腐植質に富み、水はけと保水性のよいものが適しています。常緑性のタイサンボクは、西日や冬の冷乾風が当たらないような場所が適します。なお、マグノリアは根が荒いため、成木の移植は困難です。将来の大きさを考えて植え場所を選ぶことが必要です。

 植えつけは、落葉期の1月~3月上旬に行ないます。樹高1.5~2m程度の地堀りの根巻き苗の場合、直径50cm、深さ50cmの植え穴を掘り、元肥として腐葉土や完熟堆肥などを混合します。根を切らないように注意しながら根鉢を1/3ほど崩して、深植えしないように植えつけます。根鉢の周りに十分に水を注ぎ、根と植え土をなじませ、ぐらつかないように支柱で固定します。

 常緑種は4月中旬から5月中旬に植えつけます。方法は落葉種に準じます。

監修:園芸研究家 倉重祐二

園芸研究家。千葉大学大学院園芸学研究科修了。赤城自然園(群馬県)を経て、現在は新潟県立植物園に勤務する。日本植物園協会 植物多様性保全委員、新潟県野生生物保護対策委員、魚沼市自然環境保全調査委員会副委員、NHK趣味の園芸講師などをつとめ、園芸の普及に幅広く活躍する。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花卉園芸文化史。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。

マグノリアの育て方のページです。
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