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栽培管理|アガパンサスの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

アガパンサスの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

アガパンサス写真

 アガパンサス科アガパンサス属で、5月下旬~7月下旬頃に、淡い青や白の美しい花を咲かせます。南アフリカ原産で、原種は20種類ほどあります。1回植えつけるとあまり手がかからないことから、植えっぱなし植物として、重宝されています。最近では、草丈の低い品種も見られ、鉢花や花壇の植栽にも多数使われています。  アガパンサスは、その性質から2つに分けることができます。

管理

水やり

 鉢植えでは、土の表面が乾き始めたら、たっぷりと水やりをします。過湿に弱くやや乾燥を好む傾向があるので、水をやりすぎると根腐れを起すことがよくあります。庭植えの場合は、激しい乾燥期以外は、水やりの必要はありません。雨水で十分です。

肥料

 鉢植えの場合は、2週間に1回液体肥料「花工場原液」の1,000倍液を施すか、2~3カ月ごとに粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、 「マイガーデン植物全般用」を鉢の用土1ℓ当たり5gを土の表面にばらまきます。

 庭植えの場合は、まずは元肥として、さらに早春と初秋に、前記と同量の粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、 「マイガーデン植物全般用」を施します。

置き場所

 日なたを好む植物ですが、半日だけ日が当たる場所でも、栽培は可能です。真夏の間は、寒冷紗などで覆って、株を涼しく保ちましょう。背の高い品種は、1m以上に成長します。花壇での配置に注意しましょう。白や青を組み合わせて植えるととても綺麗です。

ふやし方

 タネまきや株分けでふやすことができます。長期保存したタネは発芽不良を起こしやすいので、採ったタネはできる限り早くまきましょう。ただし、タネから育てる場合は、開花まで4~5年ぐらいかかります。時間はかかりますが、少しずつ大きくなる株姿を観察すると愛着がわきます。

 株分けは、早春と初秋に行ないましょう。大きめに株を分けるのがコツで、小さく分け過ぎると、開花まで時間がかかります。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

アガパンサスの育て方のページです。
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