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栽培管理|アッツザクラの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

アッツザクラの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

アッツザクラ写真

 アッツザクラは、南アフリカに自生するコキンバイザサ科の球根植物で、別名ロードヒポキシスと呼ばれています。草丈は10~15cm程度で、春から初夏にかけて濃赤や赤、ピンク、白い花を咲かせます。球根での販売はあまり見たことがありませんが、春先、小さな鉢花として販売されているのをよく見かけます。  アッツザクラという名前の由来は、太平洋戦争に関係があるといわれています。

管理

水やり

 土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。過湿気味の土壌では、根腐れの原因になるので水はけよく改良しておきましょう。

肥料

 肥料が多過ぎても根腐れなどの原因になるため、通常の植物よりも少なめに施します。鉢植えでは元肥として、用土1ℓ当たり2.5gの粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、 「マイガーデン植物全般用」を、用土に混ぜて植えつけます。

置き場所

 花が終わるまでは日当たりのよい場所で管理します。夏の強い日ざしは苦手です。夏は、直射日光が当らない明るい日陰で管理しましょう。初秋になったら、再び日光によく当てます。寒さには比較的強く、凍らない場所なら戸外で冬越しが可能です。晩秋に葉が枯れたら、しっかりと寒さに当てて休眠させます。アッツザクラは、休眠期に一定の寒さに当たらないとよい花を咲かせることができません。冬に暖かい部屋などで管理すると花が咲かなくなるので、十分に注意しましょう。

ふやし方

 寒さに十分当てた後、サクラが咲く前に、分球させてふやすことができます。アッツザクラは球根がよくふえます。1~2年ごとに分球した方が球根がよく太り、よい花を咲かすことができます。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

アッツザクラの育て方のページです。
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