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栽培管理|アネモネの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

アネモネの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

アネモネ写真

 アネモネは、地中海沿岸やヨーロッパ南部に分布するキンポウゲ科の植物です。4~5月に一重咲きや八重咲きの花を咲かせます。花色は、紫や白、赤、ピンクなどがあります。切り花用として利用されている高性品種のほか、鉢花や花壇用として利用される矮性品種があります。  アネモネの名前の由来は、ギリシア語で風を意味する「アネモス」に由来するそうです。

管理

水やり

 庭植えの場合は、植えつけ時にたっぷりと水やりします。その後、特に芽が出るまでは、極端に乾燥するようならたっぷりと水やりします。

 鉢植えの場合は、鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと水をやります。極端な乾燥にあうと枯死することがあります。

 また、いずれも葉が枯れる時期は休眠期になりますので、水やりは控えます。 

肥料

 球根の植えつけ時に元肥として、粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、 「マイガーデン植物全般用」を1m²当り100gを土と混ぜて植えつけます。

 鉢植えのものには、芽が出始めたら液体肥料「花工場原液」を規定量に薄め、2週間に1回、水代わりに与えます。

 なお、いずれも葉が枯れる休眠期は、肥料は不要です。

置き場所

 日当たりを好む植物です。寒さに当てないと蕾ができない性質があるので、冬は室内で管理せず、戸外の寒さにしっかり当てましょう。寒冷地では霜害を防ぐため、不織布を掛けるとよいでしょう。

球根掘り上げ

 花が終わったら、花茎を切り取ります。また、葉が枯れる夏に、球根を掘り上げましょう。掘り上げた球根は、ネット袋などに入れて、涼しい日陰に吊るして保管します。

ふやし方

 アネモネはタネでもふやすことができます。アネモネの種を蒔くとき、白い髭の様な長い毛をそのままにしておくと、水を弾き水分がなかなか種子に吸収されないことがあります。この毛は蒔く時にハサミで切り取ると、蒔きやすくなります。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

アネモネの育て方のページです。
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