野菜・花・果樹・庭木の育て方植物栽培ナビ

栽培管理|アークトチスの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

アークトチスの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

アークトチス写真

 アークトチスは、南アフリカ原産のキク科の植物です。すっきりとした草姿に、花色は、オレンジ色や黄、白のほか、薄いブルーが人気の‘グランディス'があります。白系の花はシルバーリーフのものが多く、花の少ない時期でも、美しい葉を楽しむことができます。また、日中に花が開き、夜には花が閉じる性質があります。

管理

水やり

 鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水をやります。湿気の多い環境は苦手なので、やや乾燥気味に育てるとよいでしょう。

肥料

 庭に植えつける時は、元肥として1m²当たり150gの粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、 「マイガーデン植物全般用」を土に混ぜます。鉢植えの場合は、用土1ℓ当たり5gの同様の肥料を土に混ぜ込んでから、苗を植えましょう。

 なお、開花期間が長いので、植えつけから2カ月後に、それぞれ同量の粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を、根元にパラパラとまいて追肥します。

置き場所

 日当たりのよい場所を好む植物です。日当たりが悪いと花茎がひょろひょろと伸び、また、花数もかなり少なくなります。

 なお、アークトチスのなかには、ベニジウムとの交雑種などがあり、品種によって耐暑性や耐寒性がやや異なります。ラベルなどの表示をしっかり確認し、置き場所を考慮することが大切です。

ふやし方

 アークトチスは、タネまきでふやすことができます。暖地では秋まきでき、彼岸花が咲くころにタネまきします。重ならないようにタネをまき、隠れる程度に軽く覆土します。発芽率は比較的よい植物ですが、発芽するまでは、土を乾かさないように十分気をつけましょう。発芽後は、やや乾燥気味に管理します。気温の低い時期に過湿気味に管理すると、根腐れすることがあるので注意します。本葉が2~3枚出てきたら、根をできるだけ切らないように、優しく植え替えます。冬が来る前に根がしっかり張るように、早めに植え替えてあげるのがコツです。なお、寒冷地の場合は、しっかりとした霜よけが必要です。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

アークトチスの育て方のページです。
eグリーンコミュニケーションは、家庭園芸に関する悩みの解決方法、ガーデニングライフを楽しんでいただくための植物の育て方、虫や病気や雑草に関する情報をお届けしています。
住友化学園芸では、家庭園芸用殺虫剤・殺菌剤・除草剤・肥料のほか、くらしに関連するさまざまな商品を扱っています。

contents