野菜・花・果樹・庭木の育て方植物栽培ナビ

栽培管理|エキナセアの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

エキナセアの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

エキナセア写真

エキナセアは、北アメリカに自生する宿根草です。花が咲き進むに従って、花弁が下へ下がり始めます。最終的には、正月の羽根つきで使う羽根の様な形になる、とてもユニークな植物です。草丈は1m近くになることがあります。花壇や切り花、ドライフラワーなど、幅広く使うことのできる植物です。 エキナセアの名前の由来は、花にあります。花をよく見ると、中心部分が盛り上がってまるでハリネズミの様。

管理

水やり

 鉢植えの場合は、土の表面が乾き始めたら、たっぷりと水やりをします。冬は、やや乾燥気味に管理しましょう。水の与え過ぎは、根腐れを起す原因になりますので、注意します。

 花壇植えの場合は、根がしっかり張るので、雨が少ない時期以外は、ほとんど水やりは不要です。

肥料

 1年に1回、春に生育期に入る頃、適量の粒状肥料マイガーデン粒状肥料」、マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を株のまわりの土にばらまきます。以降は、生育が悪いときに、液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」の1,000倍液を施します。肥料を与え過ぎると姿が乱れ、エキナセアらしさがなくなってしまいます。

置き場所

 日当たりが大好きな植物です。少なくても半日以上日が当たる場所で育てましょう。冬は、地上部の全てが枯れます。寒さには強く、地面が凍る地域以外は、そのままにして大丈夫です。地面が凍る地域では、腐葉土やもみがらなどを厚めに敷いて、凍結を防ぎます。

ふやし方

 エキナセアは、株分けとタネでふやすことができます。株分けの適期は、ソメイヨシノが咲く頃です。大株になった1株を、3株前後に分けましょう。ただし、あまり細かく分けすぎると枯死することがあるので、注意します。

 タネまきは、ソメイヨシノが咲く頃か、彼岸花が咲く頃の年2回行えます。タネを採取するタイミングは、花弁が下向きに垂れ、花色が褪せてきたとき。花首から切り取り、通気性のよい大きめの紙袋に入れて、洗濯物用ハンガーなどに吊り下げておくと、自然と紙袋の下の方にタネがたまります。袋にたまったタネは、冷蔵庫の野菜室などに保存します。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

エキナセアの育て方のページです。
eグリーンコミュニケーションは、家庭園芸に関する悩みの解決方法、ガーデニングライフを楽しんでいただくための植物の育て方、虫や病気や雑草に関する情報をお届けしています。
住友化学園芸では、家庭園芸用殺虫剤・殺菌剤・除草剤・肥料のほか、くらしに関連するさまざまな商品を扱っています。

contents