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栽培管理|こまつな【鉢植え】の育て方

農業体験農園「百匁の里」園主 加藤正明

こまつな【鉢植え】の栽培管理と収穫の方法について紹介します。

こまつな【鉢植え】写真

煮物、炒め物、お浸しなど、さまざまな料理に利用できる代表的な青菜です。暑さ、寒さ、そして連作にも比較的強く、ほぼ周年栽培できるのも魅力。

使用するもの

管理

 

 

置き場所

風通しのよい日なた置きましょう。7、8月まきの場合は、半日陰でも構いません。

 

水やり

土の表面が乾いたら、底穴から流れ出てくるまで、ジョウロでたっぷり株元へ水やりします。水やり回数の目安は以下です。3月下旬〜7月中旬 1日1回、7月下旬〜9月上旬 1日2回、9月中旬〜12月 1日1回

 

肥料

発芽して間引きをしたら、規定倍率に希釈した液体肥料を施します。

 

間引き・土寄せ

発芽し、本葉が1〜2枚になったら、3cm間隔になるように間引き、株元へ土を寄せておきます。

 

防寒・冬越し

プランターは、北風が当たらない南向きの軒下などに置きましょう。防虫ネットは風よけや霜よけにもなります。冬越し中の水やりは、午前10時〜午後1時の暖かな時間帯に行ない、夜間に土が凍るのを防ぎます。ジョウロやバケツに溜めておいた水を用いると、冷たすぎるのを避けられます。

 

防虫ネットはプランターの外側に出し、裾を麻ひもなどでしばっておく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

収穫

草丈が20~25cmほどになったら、株元をもってゆっくり引き抜いて収穫します。根が抜け切れるまえに揺すって土を落として、引き抜くのがコツ。抜きにくい場合は、茎をハサミで切っても構いません。

 
監修:野菜ソムリエ(ジュニア)  加藤 正明

練馬区農業体験「百匁(ひゃくめ)の里」園主。 野菜ソムリエ(ジュニア)。 34歳まで民間企業に勤め、社会経験を積んだのち、家業の農業を継ぐ。 平成17年度に練馬区農業体験「百匁(ひゃくめ)の里」を開園。 一般市民に野菜作りのノウハウを教えると同時に、野菜の美味しい食べ方も伝えている。 NHK趣味の園芸 やさいの時間 ミニコーナー「達人に学ぶ今月の管理作業」を担当。 著書に「加藤流 絶品野菜づくり」(万来舎)などがある。

こまつな【鉢植え】の育て方のページです。
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