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栽培管理|カリブラコアの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

カリブラコアの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

カリブラコア写真

カリブラコアは、南米原産のナス科の植物。ペチュニアの近縁種で、花もペチュニアを小さくしたような形をしています。花色は、白や黄色、紫、赤など多数あります。草姿は、這うタイプや直立するタイプ、その中間種などいろいろとあります。ペチュニアよりも雨に強いことから、最近、需要がふえつつあります。 また、カリブラコアは、ペチュニアに比べても、非常に多くの花がつきます。

管理

水やり

土の表面が乾き始めたら、たっぷりと水やりをします。カリブラコアは、細かい根がよく張ります。気温が上がってくると水切れをよく起こします。水切れによって大きなダメージを受け、枯死することがあるので注意しましょう。

肥料

カリブラコアは、小ぶりな花を一度にたくさん咲かせるので、肥料切れを起こしやすい植物です。肥料が切れ始めると、とたんに花つきが悪くなり、葉色も薄くなるので、追肥として液体肥料「花工場原液」を1,000倍に薄めたものを、10日に1回施します。

置き場所

カリブラコアは日当たりを好むので、日当たりが悪いと花数が減ったり、花色が薄くなったりします。雨にも比較的強いので、雨よけがある場所を選ばなくても大丈夫です。

ふやし方

カリブラコアは、さし木でふやすことができます。さし木は盛夏と厳寒期を除いて、いつでも行なうことができます。葉のついた茎を2~3節ごとに切り、葉を3枚ほど残して、切り口を水に30分ほど浸けて水揚げします。切り口に植物成長調整剤「ルートン」を薄くまぶし、さし木専用用土にさすと、2週間程度で発根します。なお、種苗登録されている品種は、無断でふやすことが禁止されていますので注意しましょう。

また、カリブラコアはタネまきでふやすこともできますが、タネは発芽率が低いものが多く、よい結果が出ません。採取したタネを、冷蔵庫の野菜室で40~50日保存してからまくと、若干発芽率が上がります。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

カリブラコアの育て方のページです。
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