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栽培管理|トウガラシ(観賞用)の育て方
監修 園芸研究家 矢澤秀成
トウガラシ(観賞用)の栽培管理と収穫の方法について紹介します。
トウガラシはナス科の植物で、一般に辛味の強い真っ赤な実を食用とします。日本では‘タカノツメ'が最も有名なトウガラシです。赤く色づいた実を乾燥させて、料理に使います。食用以外にも、実の色を楽しむ「観賞用トウガラシ」という仲間も栽培されており、赤や紫、黄、白などの実の色があります。実の形は、丸いものや細長く尖がったものなどがあり、葉に斑が入る品種もあります。
管理
水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。根が浅く張るため、乾かし過ぎると萎れてしまうことがしばしばあります。夏は、株元に腐葉土や敷きわらなどを敷いて、乾燥を防止しましょう。
肥料
苗を植えつける時に、元肥として粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を、1m²当たり150g、植えつける場所の土に混ぜて植えつけます。鉢植えでは、用土1ℓ当たり5gの同様の肥料を、土によく混ぜて植えつけます。植えつけから2カ月後から、所定の倍率に希釈した液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」を2週間に1回程度施します。
置き場所
日当たりのよい場所を好む植物です。日当たりが悪いと徒長して、風で倒れてしまうこともあります。
収穫
種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。
「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。
トウガラシ(観賞用)の育て方のページです。
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