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栽培管理|ガウラの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

ガウラの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

ガウラ写真

 ガウラは、アメリカ合衆国のテキサス州やルイジアナ州に自生する植物で、初夏から秋まで、白やピンクの可愛らしい花を咲かせます。「ガウラ」とはギリシア語で、「華麗な、堂々とした」の意味です。日本では、ガウラの白い花が、羽を広げたチョウのように見えることから、「ハクチョウソウ」と呼ばれています。暑さにも、寒さにも強く、とても栽培しやすい植物です。

管理

水やり

 土の表面が乾き始めたら、たっぷりと水やりをします。ジメジメした環境よりも、やや乾燥気味の場所の方がよく育ちます。加えて冬は、やや乾燥気味に管理しましょう。根の生育が旺盛で、根詰まりが起きやすいため、注意が必要です。根詰まりした株は、水やりをしても、水がよく浸透しません。ヒガンバナが咲くころに植え替えましょう。

肥料

 芽が動き出す早春と花が終わる晩秋に、株元へ適量の粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を施します。

置き場所

 日当たりを好む植物ですが、明るい日陰でも育ちます。ただし、日当たりが悪い場所では、株が大きくならず、花も期待できません。

ふやし方

 タネまきとさし木、株分けでふやすことができます。タネまきは、ヤエザクラが咲くころに行ないます。直根性なので、育てる場所に直まきにします。生育はとても旺盛です。

 さし木は、6月に行います。茎を2節ごとに切り、水に30分以上浸けて水揚げし、さし穂にします。この時、切り口に植物成長調整剤「ルートン」をまぶしてからさすと、発根が促されます。株分けは、芽が動く直前の3月中~下旬に行います。

植え替え

 成長が早いので、鉢植えの場合は、2年ほどで鉢内が根でいっぱいになります。鉢植えでは、1~2年に1回を目安に、鉢替えを行いましょう。

切り戻し

 庭植えの場合でも、3年もするとかなりよく茂ります。風通しが悪くなり、病気になることがあるので、暑さがひと段落するヒガンバナが咲くころに、切り戻しましょう。地面から20cm程度のところまで切り戻し、枯れた葉や花茎などもしっかり取り除いておきます。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

ガウラの育て方のページです。
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