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栽培管理|クリサンセマム・ムルチコーレの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

クリサンセマム・ムルチコーレの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

クリサンセマム・ムルチコーレ写真

 クリサンセマム・ムルチコーレは、ヨーロッパ西部と北アフリカなどの地中海沿岸に自生する1年草です。早春から初夏にかけて、鮮やかな黄色い花を多数開花します。草丈が20cm程度でコンパクトに生育することから、早春の花壇用素材として、使われることが多い植物です。  日本へ本格的に導入されたのは、50年ほど前になります。

管理

水やり

 土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。ただし湿り過ぎると、根腐れを起すことがあります。メリハリをつけた水やりを心がけましょう。

肥料

 植えつけ時に、粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を土に均等に混ぜ込みます。早春から初夏まで、花が休みなく開花します。肥料切れを起こさないように注意しましょう。液体肥料「花工場原液」の1,000倍液を1週間に1回、水代わりに施します。

置き場所

 日当たりを好む植物です。寒さには強いですが、強い霜に遭うと葉先が枯れることがあります。寒い地域では、不織布などで覆い、寒さから株を守りましょう。特に植えつけ直後の株は、新しい環境に慣れていないので、注意が必要です。

花がらつみ

 花がらは、花茎の付け根付近から摘み取ります。この作業を定期的に行うと次に花が大きくなります。

ふやし方

 クリサンセマム・ムルチコーレのタネまきは、ヒガンバナが開花するころに行います。小苗のころはやや寒さに弱いですが、株が充実してくると寒さに強くなります。できるだけ10月上旬までにタネまきし、本格的な寒さが来る前に、しっかりとした株をつくりましょう。クリサンセマム・パルドーサムに比べて、移植にやや弱い傾向があります。鉢上げや植え替え時は、根を傷めないように根鉢を崩さないように注意します。温暖な地域では、2月ごろから花が見られます。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

クリサンセマム・ムルチコーレの育て方のページです。
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