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栽培管理|クルクマの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

クルクマの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

クルクマ写真

クルクマは、熱帯アジア原産のショウガ科の球根植物です。切り花としての需要が高い植物ですが、最近では、鉢花や花壇用としても栽培されるようになりました。初夏から夏にピンク色や白を中心とした花を咲かせます。花弁に見える部分は苞(ほう)で、1カ月以上も美しい色を持続します。しかし実際の花は、苞の下の方につき、開花から1週間ほどで咲き終わります。 クルクマの球根は、実にユニークな形をしています。

管理

水やり

 土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。できる限り、根元に水をかけるように心掛けましょう。葉に水がかかると、葉のつけ根部分に水か溜まり、そこから病気になることがあります。特に、悪天候が続くときは注意しましょう。

肥料

 生育初期は、球根の力だけで開花まで成長します。2番花、3番花まで花を楽しみたい場合は、追肥をしないと花が小さかったり、花茎があまり伸びなくなります。1番花の開花後に、適量の粒状肥料マイガーデン粒状肥料」、マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を根元の土にばらまくか、液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」の1,000倍液を、週に2回ほど、水やり代わりに根元に施しましょう。

置き場所

 クルクマは熱帯アジアの植物で、日なたを好みます。寒さは苦手なので、冬は球根を掘り上げて保存します。

球根の掘り上げ

 イチョウの葉が色づく頃、クルクマの葉は枯れ始めます。霜が降る前に、球根を掘り上げましょう。旺盛に生育していれば、1球分を植えつけた株が3~4球根にふえています。掘り上げた球根は、最低でも5℃以上を維持できる場所で保存します。ときどき、球根にカビがついていないか、チェックしながら保存しましょう。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

クルクマの育て方のページです。
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