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栽培管理｜クロッカスの育て方
監修 園芸研究家 矢澤秀成
クロッカスの栽培管理と収穫の方法について紹介します。
地中海沿岸からアジアが原産の、耐寒性球根植物です。別名では、春サフランや花サフランと呼ばれています。花色は、黄色や白、紫、藤色の絞り咲きなどがあります。花壇植えから鉢植え、水栽培まで、楽しみ方も多彩です。 クロッカスは、秋植えで春咲きの種類と夏植えで秋咲きの種類があります。前者が花壇や水栽培でおなじみの、秋植え春咲きのクロッカス。黄色系クロッカス（Crocus chrysanthus）と白系
管理
水やり
花壇植えの場合は、球根を植えてから根が張るまでの約1か月は、土が乾いたらしっかり水やりをしましょう。その後は、ひどく乾くとき以外は、とくに水やりは必要ありません。ただし、鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷり水を与えます。
肥料
植えつけ時に、粒状肥料「マイガーデン粒状肥料」、「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を土に均等に混ぜ込みます。花後は、粒状肥料「マイガーデン粒状肥料」、「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を株のまわりにバラまくか、葉が茶色に変わり始めるまで、液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」の1,000倍液を、ひと月に2～3回程度施し、球根を肥大させます。
置き場所
クロッカスは日当たりを好みます。日当たりのよい植え場所を選びましょう。鉢植えにしたものは、日当たりのよい場所を選んで鉢を置きます。
開花後の手入れ
花が終わったらお礼肥として、粒状肥料「マイガーデン粒状肥料」、「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を適量施して、球根を育てます。球根はムスカリと同様、3年程度は植えっぱなしで大丈夫です。球根を掘り上げる場合は、葉が黄色になる6月末ごろに行います。掘り上げた球根は、風通しのよい明るい日陰に吊るして乾かし、保管します。
収穫
種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またＮＨＫテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。
「趣味の園芸」（NHK出版）、「園芸入門」（同）、「プリムラの育て方」（同）、農業技術大系等、執筆も数多くある。
クロッカスの育て方のページです。
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