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準備と植え付け|グロリオーサの育て方
監修 園芸研究家 矢澤秀成
グロリオーサを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。
グロリオーサは、熱帯アフリカに自生する、ユリ科の球根植物です。つる性なので茎がひょろひょろと伸び、葉の先が巻きヒゲとなって、支柱などに絡みながら成長していきます。日本では、キツネユリやユリグルマなどとも呼ばれています。 赤と黄色のコントラストがとても美しいロスチャイルディアナと、黄色のルテアという品種もあり、いずれもエキゾチックな花色と花形で、切り花としてもとても人気があります。
準備
植えつけ方
植えつけ
4~5月ごろに球根を植えつけます。用土は、水はけのよい草花用培養土を使います。あるいは赤玉土6、腐葉土4程度の混合土を使いましょう。
植えつけ後、つるが伸びるので長さ150cm程度の支柱を設置します。つるは軟らかいうちに誘引し、ビニールタイなどでしっかり結び留めて安定させます。なお、つるは時間が経つと硬くなり、曲がりにくくなるので、こまめに誘引することが大切です。
種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。
「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。
グロリオーサの育て方のページです。
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