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栽培管理|グロリオーサの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

グロリオーサの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

グロリオーサ写真

 グロリオーサは、熱帯アフリカに自生する、ユリ科の球根植物です。つる性なので茎がひょろひょろと伸び、葉の先が巻きヒゲとなって、支柱などに絡みながら成長していきます。日本では、キツネユリやユリグルマなどとも呼ばれています。  赤と黄色のコントラストがとても美しいロスチャイルディアナと、黄色のルテアという品種もあり、いずれもエキゾチックな花色と花形で、切り花としてもとても人気があります。

管理

水やり

 庭植えの場合は、植えつけ時にたっぷりと水やりします。その後も根が張るまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。根がしっかり張ったら、水やりはほとんど必要ありません。

 鉢植えでは、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水をやります。

 いずれも湿気の多い場所で栽培すると、球根が腐ることがよくあるので注意が必要です。また、乾き過ぎると葉先が焼けたようになり、回復しないので、水切れにも注意しましょう。

 グロリオーサは秋になると生育が緩慢になり、葉が黄色くなり始めます。その頃には、水やりを止めます。

肥料

 球根を植えつけるときに、元肥として粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、 「マイガーデン植物全般用」を、1m²当たり100gを土に混ぜて施します。鉢植えでは用土1ℓ当たり3.5gの同様の肥料を、土の表面にばらまいて施しましょう。

 その後は、開花期間中は追肥として、液体肥料「花工場原液」を規定量に薄め、2週間に1回、水代わりに施します。

 花が終わりかける9月上中旬ごろまで、肥料を切らさないように注意します。

置き場所

 戸外の日なたで育てます。夏の強い日射しに当たっても、元気に育ちます。

ふやし方

 掘り上げた球根は、二股(V字)状になっています。切らずにそのまま保存し、植えつけのときに、ふたつに切り分けてふやすことができます。植えつけ時には、切り口をよく乾かしてから植えつけるのがポイントです。

球根掘り上げ

 暖地では、球根を掘り上げなくても越冬しますが、中間地や寒冷地では、球根を掘り上げないと腐ってしまいます。10月中下旬から11月中旬ごろになると葉が枯れてくるので、この頃に球根を掘り上げましょう。

 球根を掘り上げたら切り分けずに、そのままおがくずやバーミキュライトなどに入れて、5℃以下にならないように保管します。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

グロリオーサの育て方のページです。
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