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栽培管理|の育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

の栽培管理と収穫の方法について紹介します。

写真

 ナスタチュームは、南アメリカのペルー原産の植物で、日本には江戸時代の末期に渡来したそうです。オレンジや黄色の花と、ハスのような丸い葉に特徴があります。別名は金蓮花(キンレンカ)です。ナスタチュームは、英語で「鼻が曲がる」の意味があります。この名前は、独特の辛味に由来したようです。  花は、エディブルフラワーとしても利用されます。また、葉も食用にでき、主にサラダとして使われます。少しピリッと

管理

水やり

 土の表面が乾き始めたら、たっぷりと水やりをします。加湿気味に育てるとヒョロヒョロに伸びたり、下葉が黄色くなったりします。水やりは他の植物より、少なめにやることがコツです。

肥料

 ナスタチュームは、肥料を与えると丸い葉が大きくなって茂り、花が少なくなる傾向にあります。元肥は、苗の植えつけ時に、根元に土に適量よりやや少なめの粒状肥料「マイガーデン粒状肥料」、「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」をばらまいておきます。葉の色が薄くなってきたら、追肥として、根元近くに粒状肥料「マイガーデン粒状肥料」、「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」をやや少なめに施します。液体肥料を施す場合は、2週間に1回、液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」の2,000倍液を施します。

置き場所

 ナスタチュームは日当たりを好みます。日当たりが悪いと生育が緩慢になり、花も葉も小さくなります。また、日ざしが強すぎると葉焼けすることがあるので、夏の強い日ざしや西日には十分気をつけましょう。特に、斑入りのナスタチュームは葉焼けしやすいので、置き場所に気を配る必要があります。寒さには弱い植物です。秋まきで育てる場合は、寒風や霜の当たらない、5℃以下にならない場所で栽培しましょう。

ふやし方

 ナスタチュームはタネまきでふやせます。タネは、ソメイヨシノが咲いた後にまく「春まき」と、ヒガンバナが咲くころにまく「秋まき」があります。皮がやや硬いので、ひと晩、水に浸けてからまくと発芽しやすくなります。春まきの場合は、タネまきから2ヶ月ほどで開花が見られます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

収穫

 

 
監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。


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