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準備と植え付け|マユミの育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

マユミを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

マユミ写真

 ニシキギ(錦木)は錦のような紅葉の美しさから名づけられましたが、その仲間のマユミも、茶色がかったオレンジ色の紅葉が美しい落葉高木です。それにもまして美しいのが、朱色がかった赤い四角い果実で、熟すと中からオレンジ色の仮種皮(かしゅひ)に覆われたタネが現れ、落葉後も残ります。  材は緻密で粘りがあり、古くはこの木から弓をつくったことから、真弓と呼ばれるようになったとされます。

植えつけ方

植えつけ

 日なたから半日陰で育ちますが、美しく紅葉させるためには、日なたで育てます。土質は選びませんが、夏に極端に乾燥する場所は避けるようにします。日本各地の山地などに普通に生える植物なので、暑さ、寒さに強く育てやすい花木です。

 植えつけは、成長が止まった10~11月、または厳冬期を除いた落葉期の2月下旬~3月に行ないます。根鉢の大きさの2倍の深さ、幅の植え穴を掘り、掘り上げた土に腐葉土や完熟堆肥などを混合したものを利用します。根が粗いので、根を切らないように丁寧に植えつけましょう。植えつけ後は、根鉢の周りに十分水を注ぎ、棒などで突いて根と植え土をなじませます。枝が横に張るので、しっかりと支柱を立てて誘引します。

監修:園芸研究家 倉重祐二

園芸研究家。千葉大学大学院園芸学研究科修了。赤城自然園(群馬県)を経て、現在は新潟県立植物園に勤務する。日本植物園協会 植物多様性保全委員、新潟県野生生物保護対策委員、魚沼市自然環境保全調査委員会副委員、NHK趣味の園芸講師などをつとめ、園芸の普及に幅広く活躍する。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花卉園芸文化史。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。

マユミの育て方のページです。
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