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準備と植え付け|ムクゲの育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

ムクゲを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

ムクゲ写真

 暑さのために、人も植物も元気がなくなる夏に、次々と大きな花を咲かせるムクゲの仲間は、盛夏を彩る代表的な花木といえるでしょう。  ムクゲは、鉢植えとして栽培される熱帯花木のハイビスカスやアブチロン(フヨウ型の花を咲かせるアブチロンのほか、ウキツリボクや「チロリアンランプ」とも呼ばれる種類も含む)、草本植物のタチアオイ、有用植物のワタなどが含まれるアオイ科の植物です。

植えつけ方

植えつけ

 花を咲かせるためには、日当たりのよい場所に植えつけます。水はけがよければ特に土壌を選びませんが、夏の高温期の極端な乾燥を嫌うので、腐植質に富んだ保水力のある場所が適しています。

 ラバテラは多少寒さに弱いので、土壌が凍結するような寒冷地での栽培には適しません。暖地でも、日当りがよく、冬に寒風が当たらない場所を選びます。

 ムクゲは落葉中の12~3月に植えつけます。また、ラバテラは3月下旬~5月が植えつけ適期です。根鉢より1回り大きな植え穴を掘り、腐葉土あるいはピートモスに、元肥として粒状肥料「マイガーデン植物全般用」1m²当たり150gを、土と混合して植えつけます。根鉢のまわりに十分に水を注ぎ、棒などでつついて根と植え土をなじませます。花芽はその年に伸びた枝につくので、植えつけ時に短く刈り込んでもかまいません。

監修:園芸研究家 倉重祐二

園芸研究家。千葉大学大学院園芸学研究科修了。赤城自然園(群馬県)を経て、現在は新潟県立植物園に勤務する。日本植物園協会 植物多様性保全委員、新潟県野生生物保護対策委員、魚沼市自然環境保全調査委員会副委員、NHK趣味の園芸講師などをつとめ、園芸の普及に幅広く活躍する。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花卉園芸文化史。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。

ムクゲの育て方のページです。
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