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準備と植え付け|モミジの育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

モミジを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

モミジ写真

 モミジとカエデは、どちらもカエデ属の植物を指すことばです。モミジは秋に色づく葉(紅葉)から、またカエデは蛙手と葉形からつけられた名前です。もともと、「もみぢ」とは、植物が赤や黄色に色づく様子を表わすことばでしたが、特に紅葉が美しいカエデの仲間を指すようになりました。  カエデの仲間でも、名前にモミジやカエデがつかないものがあります。

植えつけ方

植えつけ

 いずれの種類も半日陰から日なたの、水はけのよい場所に植えつけます。日陰では幹の太りが悪くなり、美しく紅葉しません。また、カエデの太い根は地中深くに入りますが、細根は空気を好むために地表近くに張るので、水はけの悪い土壌では、根腐れが起きやすくなります。反対に極端に乾く場所では、夏の強光線と高温で、葉がちりちりになってしまいます。

 品種によって異なりますが、本来大きくなる木です。植え場所は、ある程度の空間が必要ですが、剪定することによって、小さく保つこともできます。

 鉢植えの場合は、通年戸外で管理します。春、秋は十分に日光に当て、夏は半日陰、冬は寒風が当たらない場所で管理します。斑が多く入る品種や室内で観賞した鉢を急に戸外の強光線にさらすと葉焼けを起こすので、まず日陰に置き、徐々に光が当たる場所に移動させます。

 植えつけ、植え替えともに、真冬を除く休眠期、10月下旬~11月、または2~3月に行ないます。植えつける時には、根鉢を1/3ほどくずして、根の先を切り詰めます。この時、腐った根は取り除きましょう。根鉢の大きさの1.5倍の直径、深さの植え穴を掘り、腐葉土や堆肥を混ぜ込んでから植えつけます。

 鉢植え用土は、赤玉土(細粒と中粒を1:1に混合)に3~4割の腐葉土を加えたものなど、水はけと保水性がよいものを用います。

監修:園芸研究家 倉重祐二

園芸研究家。千葉大学大学院園芸学研究科修了。赤城自然園(群馬県)を経て、現在は新潟県立植物園に勤務する。日本植物園協会 植物多様性保全委員、新潟県野生生物保護対策委員、魚沼市自然環境保全調査委員会副委員、NHK趣味の園芸講師などをつとめ、園芸の普及に幅広く活躍する。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花卉園芸文化史。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。

モミジの育て方のページです。
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