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栽培管理|ゆきやなぎの育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

ゆきやなぎの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

ゆきやなぎ写真

 コデマリと同じバラ科シモツケ属の落葉灌木で、花壇や公園によく植えられています。春に枝垂れる長い穂に多数の白色の花を咲かせて、ひときわ目を引きます。雪柳の和名は、ヤナギに積もった雪のイメージに由来します。  関東地方以西の本州、四国、九州の川岸の岩場などに生えますが、もともとは中国原産で栽培されていたものが野生化したともいわれています。

管理

水やり

 極端に乾燥する夏の高温期以外は、水やりは不要です。

肥料

 1~2月に寒肥、5月に花後のお礼肥として粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり150g、株元にばらまきます。

剪定

 秋に、翌春に咲く花芽を分化するので、花後のなるべく早い時期に剪定します。また、枝が多数出て風通しが悪くなると、病害虫が発生しやすくなり、細い枝には花がつきにくくなるので、枯れ枝や細い枝も基部から切り除きます。なお、地際から刈り込んでも、夏までに枝が伸びて、翌年も花を咲かせるので、2~3年に一回切り詰めて、株を更新させるとよいでしょう。

ふやし方

 落葉している3月に、前の年に伸びた枝を長さ10cmほどで切り取り、1時間ほど水揚げをしてから切り口に植物成長調整剤「ルートン」を薄くまぶして、赤玉土の小粒やさし木用土にさします。たっぷりと水やりして、日陰の風が当たらない場所に置いて、乾かさないように管理すれば、4~5月に新芽が出て、発根します。

 また、株分けでふやすこともできます。植えつけ適期に株を掘り上げ、剣型スコップやはさみで、枝を4~5本ずつつけて根を切り分けます。

監修:園芸研究家 倉重祐二

園芸研究家。千葉大学大学院園芸学研究科修了。赤城自然園(群馬県)を経て、現在は新潟県立植物園に勤務する。日本植物園協会 植物多様性保全委員、新潟県野生生物保護対策委員、魚沼市自然環境保全調査委員会副委員、NHK趣味の園芸講師などをつとめ、園芸の普及に幅広く活躍する。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花卉園芸文化史。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。

ゆきやなぎの育て方のページです。
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