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栽培管理|ライラックの育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

ライラックの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

ライラック写真

ライラック モクセイ科 / ハシドイ属 若木のうちから開花するので、鉢植えでも楽しめます。また、シンボルツリーとしても十分な存在感があるので、さまざまな品種を数本植えると、美しさが引き立ちます。 日本には香りのある植物の自生が少ないためか、春に香り高いジンチョウゲと、秋を代表するキンモクセイを除いて、香りのよい花木が栽培されることはほとんどありませんでした。

管理

水やり

根づいてしまえば、夏の高温で極端に乾き過ぎる時期以外には、庭植えでは特に水やりの必要はありません。水やりするときは、朝か夕方行ないます。土にしみ込むまで、十分に水を与えます。

鉢植えでは、夏の高温期には水切れさせないように朝と夕方、春と秋は1〜2日に1回程度、冬は乾いたら水を与えます。

置き場所

寒さには強いので、鉢植えは通年戸外で管理します。夏は半日陰、そのほかの時期は、十分に日に当たる場所に置きます。

肥料

2〜3月に寒肥として、開花後の6月にお礼肥として、それぞれ粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり150g施します。

剪定

自然と樹形が整うので、花後に混み過ぎた古い枝を切り除く程度に剪定します。伸び過ぎて樹形を乱す枝は、夏過ぎてから切り戻しましょう。ただし、強く切り戻すと、枯れ込んだり、花が咲かなかったりする原因になります。

ふやし方

販売されている苗木は、イボタノキを台木とした接木苗ですが、一般家庭では台木の入手は不可能なので、取り木をおすすめします。

3〜5月に直径1cm程の新しい枝を選び、表皮を剥ぎ取ったら、湿らせた水ごけを巻いて乾燥しないようにビニールシートで包みます。9月に根が出た部分から枝を切り取り、鉢に植え替えます。当分の間は、直射日光の当たらない半日陰に置いて管理します。

監修:園芸研究家 倉重祐二

園芸研究家。千葉大学大学院園芸学研究科修了。赤城自然園(群馬県)を経て、現在は新潟県立植物園に勤務する。日本植物園協会 植物多様性保全委員、新潟県野生生物保護対策委員、魚沼市自然環境保全調査委員会副委員、NHK趣味の園芸講師などをつとめ、園芸の普及に幅広く活躍する。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花卉園芸文化史。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。

ライラックの育て方のページです。
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