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準備と植え付け|えだまめ【地植え】の育て方
監修:恵泉女学園大学教授 藤田智
えだまめ【地植え】を育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。
エダマメは、豆腐の原料で知られるダイズ(Glycine max)の未熟な子実のこと。原産地の中国から、12世紀以前には導入されていました。エダマメは特にビールのお伴として欠かせない、人気の野菜です。
使用するもの
- タネ
- 野菜用培養土
- 直径9cmのポリポット
- クワ、またはスコップ
- 苦土石灰
- 完熟牛ふん堆肥
- 肥料(粒状肥料「マイガーデン粒状肥料」、「マイガーデンベジフル」などの元肥)
- 移植ゴテ
- ポリマルチ(黒)
- ジョウロ
植えつけ方
タネまき適期:関東地方以西 4月下旬〜5月下旬
①野菜用培養土を入れた直径9cmのポリポットに、深さ1.5cmほどのまき穴を3か所あけて、タネを1粒ずつまいて土をかぶせ、水をたっぷり与えて発芽を待ちます。双葉の次に本葉が出たら(初出葉)、生育の悪い芽を1本間引き、2本を残して苗を育てます。初出葉が開き切る前に植えつけましょう。
②植えつけの2週間前に、1m²当たり苦土石灰を100gまいて耕しておきます。植えつけの1週間前には、1m²当たり堆肥2kg、適量の粒状肥料をまいて耕します。幅80cmの畝を立て、ポリマルチをかけて地温を上げておきます。
③2条で条間40〜50cm、株間20〜30cmをとって、ポリマルチの上から植え穴をあけます。
④植え穴に水を注ぎ、水が引いたら苗を植えつけます。株元にたっぷり水やりをして完了です。
本葉3~4枚になったら、菜園の準備を整えて植えつける。
ポリポットで育てた苗を、条間40~50cm、株間20~30cmをとって植えつける。
1959年、秋田県生まれ。岩手大学農学部、岩手大学大学院終了。恵泉女学園短期大学助教授を経て、現在、恵泉女学園大学人間社会学部人間環境学科教授(専門は、野菜園芸学、農業教育学)。
女子栄養大学、横浜国立大学非常勤講師。
NHK趣味の園芸・やさいの時間講師、NHKラジオ夏休み子供科学電話相談回答者(植物)、日本テレビ世界一受けたい授業講師(野菜)。
著書は、「野菜づくり大図鑑」(講談社)、「キュウリのとげはなぜ消えたのか」(学研新書)、「ベランダ畑」(家の光協会) など多数あり。
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