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栽培管理|ハナカンザシの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

ハナカンザシの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

ハナカンザシ写真

 ハナカンザシは、オーストラリアに自生するキク科の植物です。カサカサした不思議な手触りで、ドライフラワーのような花は、春から夏にかけて開花します。蕾は可愛らしいまん丸なピンク色で、白色で中心部が鮮やかな黄色という爽やかなコントラストの花を咲かせます。草丈は15~25cm程度になります。  高温多湿の日本の気候はやや苦手で、そのころになると急激に株が衰えはじめます。

管理

水やり

 土の表面が乾き始めたら、たっぷりと水やりをします。ハナカンザシの水やりはコツがあります。花に水がかかると花が黒く変色したようになってしまいます。水やりのとき、花に水がかからないよう、株元付近に水を注ぐのがポイントです。ジョウロのハス口を取り、株元付近にチョロチョロとやさしく水をまんべんなく注ぐようにしましょう。

 一般的な植物より、肥料を控え気味にします。肥料の施しすぎは、根腐れの原因になるので注意しましょう。春、緩効性化成肥料の粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を、鉢植えなら用土1ℓ当たり3g株元にばらまいて、1回施します。

置き場所

 基本的には日当たりのよい場所を選びますが、高温多湿は苦手です。春から初夏は日なた、夏は明るい日陰の風通しのよい場所に置いて管理しましょう。

 雨に弱く、花壇植えには向きません。鉢植えにして、雨が当たらない場所に置いて管理しましょう。

切り戻し

 1回目の花が終わったら、草丈の半分付近まで切り戻します。その後、適する水やりをして管理すれば、二番花を楽しむことができるかも。切り戻した茎でさし木も可能です。

ふやし方

 さし木も可能ですが、通常はタネまきでふやします。

 タネまきは、秋と春が適期です。まずタネまき専用培養土にまき、タネがうっすらと隠れる程度に薄く覆土します。とくに生育初期は、水切れさせないように管理しましょう。本葉が数枚見えたら、根を切らないように丁寧に3寸(口径9cm)ポットに植え替えます。培養土は、水はけのよいものがおすすめです。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

ハナカンザシの育て方のページです。
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