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栽培管理|はなびしそうの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

はなびしそうの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

はなびしそう写真

 アメリカ合衆国の西部に、約10種類のハナビシソウが自生しています。ハナビシソウは、アメリカ・カリフォルニアの州花で、現地ではカリフォルニアポピーと呼ばれています。ポピーという呼び名の通り、ハナビシソウは、ケシの仲間。花色は、クリーム色やオレンジ色、朱赤色などがあります。最近は、八重咲きの品種も見かけるようになりました。  ハナビシソウという名前は、4つの花弁が開く姿が、家紋の「花菱(はなび

管理

水やり

 土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。乾燥には比較的強く、やや乾燥気味に育てましょう。

肥料

 タネまき後、双葉が展開して本葉が数枚伸びてきたら、適量の粒状肥料マイガーデン粒状肥料、「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」をばらまきます。その後は、芽が動き始める3月中~下旬に、再び粒状肥料マイガーデン粒状肥料、「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を施します。窒素成分の多い肥料は葉を大きくしますが、花数が少なくなることがあるので、注意しましょう。

置き場所

 ハナビシソウは、日なたを好みます。日当たりが悪いと生育が緩慢になり、花も葉も小さくなります。寒さに強く、特に防寒せずに冬を乗り越えることができますが、苗がまだ小さい場合は、不織布などをかけて、強い寒さから守りましょう。

ふやし方

 タネまきの時期は、ヒガンバナが咲いてるころです。ハナビシソウの根は直根性で、移植を嫌うので、タネは、育てる場所や鉢に直接まきます。タネが軽く隠れるくらいに覆土しましょう。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

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