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準備と植え付け|パンパスグラスの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

パンパスグラスを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

パンパスグラス写真

 パンパスグラスは、南アメリカ原産のイネ科の多年草です。草丈1m前後にしか伸びない矮性のプミラと、草丈3mほどにも伸びる高性種、セロアナなどがあり、ヒガンバナが咲く頃に花穂を伸ばします。  花穂の色は、白色や黄色、ピンク色など。ススキの仲間で、葉の周辺にはギザギザがあります。手を切らない様に、扱うときは必ず手袋をしましょう。  パンパスグラスの花穂は、大きく伸びる株とあまり目立たな

準備

タネまき

 パンパスグラスのタネは市販されており、タネからも容易に育てられます。タネは、春にヤエザクラが散る頃か、秋にヒガンバナが咲く頃にまきます。発芽後、しばらくはゆっくりと伸びますが、ある程度の大きさになると勢いよく成長し始めます。小苗を6号鉢(直径18cm)に植え替えると、数カ月で鉢いっぱいに成長するでしょう。鉢植えを直接地面の上に置いて栽培すると、いつの間にか根が鉢穴から伸びて地面に伸び、短期間で鉢を動かせない程に成長します。

植えつけ方

植えつけ

 水はけと保水力のバランスがよい用土を使います。鉢植えにするなら、矮性種を用いましょう。用土にはあらかじめ粒状肥料マイガーデン粒状肥料」、マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を適量施してから、苗を植えつけます。庭植えにするときは、ダイナミックな高性種がおすすめです。植え場所の土に、こちらも粒状肥料マイガーデン粒状肥料」、マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を適量施してから、苗を植えつけます。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

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