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準備と植え付け|ヒナソウの育て方
監修 園芸研究家 矢澤秀成
ヒナソウを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。
ヒナソウ(雛草)は、北アメリカ・東部の湿った草原や岩場などに自生するアカネ科の多年生植物です。日本には昭和の終わりに導入された、まだ比較的新しい植物です。別名トキワナズナや、学名のフーストニアと呼ぶこともあります。この学名は、スコットランドのフーストンという植物学者に因んだ名前だそうです。 草丈は10cm程度で、薄い青紫色と中心部の濃い黄色とのコントラストも美しい花です。ほかに白花もあり
植えつけ方
植えつけ
植えつけは、早春か秋に行ないます。湿り気を好む植物なので、鉢植えにする場合は、水はけがよく保水性もある培養土に植えつけましょう。赤玉土(小粒)や鹿沼土(小粒)、軽石(小粒)、細かくした水ゴケなどを混ぜた培養土が適しています。
種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。
「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。
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