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栽培管理|プリムラ・マラコイデスの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

プリムラ・マラコイデスの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

プリムラ・マラコイデス写真

プリムラ・マラコイデスは中国原産で、和名では「化粧桜(ケショウザクラ)」と呼ばれます。これは、萼や葉の裏側に白い粉をつけることに由来しています。ひと花は、プリムラ・ポリアンサに比べると小さく、冬から春に多くの花を咲かせます。現在では‘うぐいす' などの耐寒性品種が主流ですが、その代わり、耐暑性は低く、高温多湿の日本の気候は苦手です。

管理

水やり

土の表面が乾いたら、たっぷりと与えましょう。冬は、午前中に水やりをし、やや乾燥気味に管理するのがコツです。

肥料

植えつけ時には、粒状肥料マイガーデン粒状肥料」、マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を用土に混ぜ、元肥にします。花数が少なくなったり、葉色が薄くなったら、液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」の1,000倍液を1週間に1回与えましょう。

置き場所

プリムラ・マラコイデスは、日当たりを好みます。最近は耐寒性品種がふえ、比較的寒さに強くなりました。ただし、寒風が強く吹きつける場所は避けましょう。また、霜や雪で花や蕾を傷めることがあります。降霜が強く、降雪が多い地方は注意し、天気予報に応じて、鉢を軒下に移動するなどして、花や蕾を守ります。

花がら摘み

花は、ヤエザクラが咲くころまで楽しめます。ひとつの花茎につく花の、約8割が咲き終わったら、花茎を株元で切り取ります。2週間程度で、株元から新しい花茎が伸びてきます。

タネまき

ヤエザクラが散るころには、翌年用のタネ採りをし、タネまきを行います。タネは、プリムラ・ポリアンサに比べてもとても小さいので、息を吹きかけただけで飛んでしまいます。注意深く扱いましょう。プリムラ・マラコイデスは暑さに弱いため、日本の夏を乗り越えることが困難です。育苗期間が暑い時期と重なるので、寒冷紗などで直射日光をさけ、できるだけ風通しのよい場所で苗を育てることが大切です。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

プリムラ・マラコイデスの育て方のページです。
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