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栽培管理|ベルフラワーの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

ベルフラワーの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

ベルフラワー写真

ベルフラワーは、キキョウ科カンパニュラ属の植物のうち、ポルテンシュラギアナという種類のこと。和名の「オトメギキョウ」のほうが、広く知られているでしょう。原産地はユーゴスラビアです。花は、約1cm程度のベル形で、とてもかわいらしい青い花をたくさん咲かせます。草丈は10cm程度で、カンパニュラの仲間ではとてもコンパクト。耐寒性が強いのも長所です。

管理

水やり

鉢土が乾いたら、たっぷり水をやります。やや湿り気がある土を好む植物ですが、鉢土が過湿になると根腐れを起こします。冬は、水やりを控えめにして、やや乾燥気味に育てましょう。

肥料

ベルフラワーは、小さな花を多数咲かせるため、花後、株が急激に疲労します。この時期に肥料を施すと、枯死することがあります。肥料は、液体肥料「花工場原液」を2,000倍ほどに薄めて使用しましょう。夏が来る前に、ゆっくりと株を回復させることが大切です。 疲労や傷みが見られない株でも、葉色が薄くなったら、液体肥料「花工場原液」の1,000倍液を10日に1回施します。 真夏には施肥は不要です。暑さが落ち着くヒガンバナが咲く頃から、再び液体肥料「花工場原液」の1,000倍液を10日に1回施します。冬も肥料は控えます。ヤエザクラが開花するころに芽が動き始めるので、同様に液体肥料を施し始めましょう。

置き場所

ベルフラワーは日当たりのよい場所を好みます。花壇や庭に植える場合も、日当たりと水はけのよい場所を選びましょう。

ふやし方

ベルフラワーをふやすには、株分けが簡単です。ヒガンバナが咲く頃、おう盛に葉やランナーを伸ばし始めます。株を鉢から抜き、古い根や古土を落とし、根鉢をほぐし分けます。1株を小さめに分けても、しっかりと用土に植えつけておけば意外と大丈夫で、1ヶ月程で根が張ります。その後はポリポットに植え替えて、冬が来る前にできるだけ株を太らせましょう。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

ベルフラワーの育て方のページです。
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