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栽培管理|ほうせんかの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

ほうせんかの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

ほうせんか写真

 ホウセンカは、インドや中国などに自生するツリフネソウ科の一年草です。日本では小学校の教材として育てることから、よく知られてきました。  ホウセンカの名前は、中国名の鳳仙花をそのまま音読みしたものです。花形が鳳凰が羽ばたいているように見えることから、鳳仙花となったそうです。  花色は赤、白、朱色などで、一重咲きや八重咲きがあります。開花期は、初夏から夏にかけてです。

管理

水やり

 ホウセンカが属するインパチェンス属の仲間は、水分を体に多く含み、乾燥に弱いので、土を乾かしすぎないことが大切です。土の表面が乾く前に、たっぷりと水やりします。乾かしすぎると枯死する場合もあるので、注意しましょう。

肥料

 植えつけ時に元肥として、緩効性化成肥料を適量施します。粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を庭植えなら1m²当たり150g、鉢植えなら用土1ℓ当たり5gを土に混ぜて植えつけます。

置き場所

 日当たりのよい場所に植えつけます。日当たりが悪い場所では、生育が悪くなり、徒長します。また、花色が悪くなったり、花数が少なくなるので、注意しましょう。

ふやし方

 ホウセンカのタネまきは、ヤエザクラが咲くころに行ないます。3号(直径9cm)のポリポットに培養土を入れ、そこにタネを数粒まき、軽く土をかけ、土は乾かさないように管理します。

 ホウセンカは、根が真っ直ぐ伸びる直根性の植物なので、移植を嫌います。ポリポットに根が回る前に、根鉢を崩さないようにして、花壇や鉢に植え替えます。

 育苗中の水やりは、まめに行ないましょう。水が不足すると草丈が低くなることがあります。また、花数が少なくなったり、蕾のまま枯れてしまうこともあります。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

ほうせんかの育て方のページです。
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