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準備と植え付け|じゃがいも(ばれいしょ)【鉢植え】の育て方

農業体験農園「百匁の里」園主 加藤正明

じゃがいも(ばれいしょ)【鉢植え】を育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

じゃがいも(ばれいしょ)【鉢植え】写真

ほかの野菜が植えつけにくい、早春や晩夏に植えつけができるのも魅力的。また、イモは保存ができるので、採りたて以外にも利用できる便利な野菜です。

使用するもの

  • タネイモ1〜2個(ウイルスに侵されていないタネイモ。表皮に黒ずみや傷みがない。複数のしっかりとした芽が出ている)
  • 10号(直径30cm)以上の鉢、または大型プランター
  • 草木灰、またはジャガイモ用切り口処理剤
  • ナイフ、または包丁
  • 市販の「野菜の土」 (水はけがよいもの)
  • 鉢底石
  • 鉢底ネット(プランターに付属の鉢底ネットがない場合)
  • 移植ゴテ、または土入れ
  • 肥料(粒状肥料「マイガーデン粒状肥料」、「マイガーデンベジフル」などの元肥)
  • ジョウロ

準備

 

 

植えつけ方

植えつけ適期:関東地方以西 春植え 2月下旬〜4月中旬、夏植え 8月下旬〜9月中旬
①大きなタネイモはへそ(親株とつながっていた部分の跡)を下に向け、1片50〜60gに切り分けます。このとき、均等の数の芽がつくように切り分けるのがコツです。小さなタネイモはへその近くをそぎ切ってから植えると、刺激になって勢いのよい芽が出ます。
②切ったタネイモは風通しのよい日陰に2〜3日置いて、切り口を乾かします。もしくは草木灰や切り口処理剤を薄くまぶします。
③鉢やプランターの底から10cm程度まで、適量の肥料を混ぜた用土を入れます。


鉢やプランターの底から10cm程度まで用土を入れ、
切り口を下向きにタネイモを置いて覆土する。

④切り口を下向きにタネイモを置き、イモが隠れる程度に用土を入れます。鉢やプランターの底穴から流れ出てくるまでたっぷり水やりをします。

監修:野菜ソムリエ(ジュニア)  加藤 正明

練馬区農業体験「百匁(ひゃくめ)の里」園主。 野菜ソムリエ(ジュニア)。 34歳まで民間企業に勤め、社会経験を積んだのち、家業の農業を継ぐ。 平成17年度に練馬区農業体験「百匁(ひゃくめ)の里」を開園。 一般市民に野菜作りのノウハウを教えると同時に、野菜の美味しい食べ方も伝えている。 NHK趣味の園芸 やさいの時間 ミニコーナー「達人に学ぶ今月の管理作業」を担当。 著書に「加藤流 絶品野菜づくり」(万来舎)などがある。

じゃがいも(ばれいしょ)【鉢植え】の育て方のページです。
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