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栽培管理|じゃがいも(ばれいしょ)【鉢植え】の育て方
農業体験農園「百匁の里」園主 加藤正明
じゃがいも(ばれいしょ)【鉢植え】の栽培管理と収穫の方法について紹介します。
ほかの野菜が植えつけにくい、早春や晩夏に植えつけができるのも魅力的。また、イモは保存ができるので、採りたて以外にも利用できる便利な野菜です。
使用するもの
- ジョウロ
- 園芸用ハサミ
- 追肥用肥料(液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「ベジフル液肥」、粒状肥料「マイガーデン粒状肥料」、「マイガーデンベジフル」など)
- 市販の「野菜の土」(水はけがよいもの)
- 移植ゴテ、または土入れ
管理
置き場所
風通しのよい日なたで、できれば軒下などに置きましょう。
水やり
土の表面が白っぽく乾いたら、底穴から流れ出てくるまで、ジョウロでたっぷり株元へ水やりします。水やり回数の目安は以下です。
春植え 2月下旬〜6月 2〜5日に1回、夏植え 8月下旬〜12月 2〜5日に1回
肥料
植えつけから6〜10週間後の間、2週間に1回ほど、規定倍率に希釈した液体肥料を定期的に施します。粒状肥料なら、期間中1〜2回追肥します。
芽かき・増し土
植えつけ3週間後ぐらいにタネイモから芽が伸びてきます。芽の高さが10〜15cmのころ、太くしっかりした芽を2〜3本残して引き抜きます。その後、 追肥と増し土をします。
芽かきをしたら、忘れずに追肥し、
鉢やコンテナの縁から3〜4cm下の位置まで増し土する。
収穫
葉や茎が黄ばんで倒れてきたら、収穫どきです。少し掘ってみて、イモが十分な大きさであれば、株元を持って引き抜きます。冷暗所に10〜14日置いておくと糖分がふえて甘みが増します。
練馬区農業体験「百匁(ひゃくめ)の里」園主。 野菜ソムリエ(ジュニア)。 34歳まで民間企業に勤め、社会経験を積んだのち、家業の農業を継ぐ。 平成17年度に練馬区農業体験「百匁(ひゃくめ)の里」を開園。 一般市民に野菜作りのノウハウを教えると同時に、野菜の美味しい食べ方も伝えている。 NHK趣味の園芸 やさいの時間 ミニコーナー「達人に学ぶ今月の管理作業」を担当。 著書に「加藤流 絶品野菜づくり」(万来舎)などがある。
じゃがいも(ばれいしょ)【鉢植え】の育て方のページです。
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