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栽培管理|モクビャッコウの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

モクビャッコウの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

モクビャッコウ写真

 モクビャッコウは、南西諸島や中国、台湾、フィリピンなどの東アジアに自生するキク科の植物です。海岸部などに自生し、乱獲などによって絶滅が危惧されています。  葉が美しい銀葉であることから、近年寄せ植えの材料として使用することが多くなりました。冬、花弁(舌状花)を持たない黄色い花(筒状花)を咲かせます。

管理

肥料

 植えつけ時に元肥として、緩効性化成肥料を適量施します。粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を庭植えでは1m²当たり150g、鉢植えでは用土1ℓ当たり5gを土に混ぜて植えつけます。

 その後は、2~3ケ月に1回、同様の肥料を同量施す程度で十分です。

置き場所

 日当たりを好むので、しっかり日に当てた方が葉色が映えます。寒さにはやや弱いため、強い霜に当たると葉の先端が縮れることがあります。寒冷地では、寒くなる前に、室内の日当たりのよい場所に移動させましょう。

切り戻し

 比較的、生育旺盛な植物で、徐々に草丈が高くなります。草姿のバランスが悪くなったら、下葉を数枚残し、高さ15~20cm程度の位置まで切り戻します。

植え替え

 鉢植えの場合は、2年に1回植え替えることをおすすめします。鉢を外してひと回り大きな鉢に植え替えます。根鉢は、かなり固くなっているので、ハサミで底部1/2ほどを切り取ります。その後、ドライバーなどを使って、古根と土を取り除いてから、ひと回り大きな鉢に植え替えます。

ふやし方

 さし木でふやすことができます。さし木は、5月下旬~6月下旬が適期です。2節ごとに茎を切り、水に30分程度浸けてから、切り口に植物成長調整剤「ルートン」を切り口に薄くまぶし、市販のさし木用培養土にさします。水をたっぷり与えて、明るい日陰で管理します。4~6週間たったら、3号(直径9cm)ポットに植え替えます。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

モクビャッコウの育て方のページです。
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