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栽培管理|ユリ(アジアティックハイブリット系)の育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

ユリ(アジアティックハイブリット系)の栽培管理と収穫の方法について紹介します。

ユリ(アジアティックハイブリット系)写真

アジアティックハイブリッド系は、日本では「スカシユリ系」と呼ばれることもあります。スカシユリとは、花弁と花弁の間に隙間があることから「透かし百合」と呼ばれるようになりました。 アジアティックハイブリッド系の品種は、アジア原産のスカシユリ系の原種をベースに育成されました。とくに、日本に自生するスカシユリの仲間、エゾスカシユリとイワトユリをベースに育成されたものが多く見られます。 エゾスカシユリが

管理

水やり

土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。初夏から夏にかけての生育期から開花期は、とても水を欲しがります。葉や蕾がしおれないように、しっかり管理をしましょう。

肥料

鉢植えの場合は、植えつけ時に適量の粒状肥料マイガーデン粒状肥料」、マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を、土に均等に混ぜ込みます。あるいは、液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」の1,000倍液を、ひと月に2回程度施します。

置き場所

アジアティックハイブリッド系のユリは、日当たりを好みます。また、寒さにも強いので、冬は屋外で、しっかり寒さに当てます。寒さに当てないとよい花が咲きません。

開花後の手入れ

花が終わった後は、お礼肥として、粒状肥料マイガーデン粒状肥料」、マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を根元に適量施して、球根を育てます。そして来年もよい花を咲かせましょう。

植え替え

ウイルス等の問題がない場合、球根の植え替えは、3年に1回程度掘り上げて、植え替えを行います。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

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