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栽培管理|洋種サワギキョウの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

洋種サワギキョウの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

洋種サワギキョウ写真

サワギキョウには、国内に自生する在来種と洋種サワギキョウと呼ばれる海外からの導入種があります。ここでは、洋種サワギキョウについて説明をします。 洋種サワギキョウは、キキョウ科ロベリア属の多年草です。在来種のサワギキョウに比べて、花の上唇と下唇の幅が広いのが特徴です。花は7~9月ごろに開花します。花色は、赤や紫、白などがあります。

管理

水やり

 サワギキョウの名前の通り、沢近くのやや湿った場所を好んで生育します。表面が乾いたらたっぷりと水やりします。

 鉢植えの場合は、極度の乾燥に注意しましょう。冬は、やや乾かし気味に管理をします。

肥料

 肥料は多く必要としません。植えつけ時に元肥として、緩効性化成肥料を通常の植物の半量程度施します。粒状肥料マイガーデン粒状肥料」、マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を、庭植えでは1m²当たり75g、鉢植えでは用土1ℓ当たり2gを土に混ぜた用土を使って植えつけます。

 植えつけ後は、1年に1回程度、同じ肥料を同量、株の周りの土の上にばらまいて施せば十分です。

置き場所

 日当たりのよい場所を好む植物です。しっかり日に当てた方が、花色が美しくなります。寒さには強い植物です。

冬越し

 洋種サワギキョウと呼ばれていますが、日本の気候にも適応しています。暑さにも比較的強く、寒さにも強い多年草です。冬は地上部が枯れてなくなりますが、地下部の根はしっかり残ります。

ふやし方

 株分けか、タネまきでふやすことができます。

 株分けの時期は、地上部が枯れ始める11月ごろ、もしくは芽が動き出す前の3月が適期です。1株に芽が1つ以上つくように分けましょう。なお、ほかの植物と違って1芽ずつに分けても、その後の生育は衰えません。

 タネまきは、秋にヒガンバナが咲くころに行ないます。洋種サワギキョウのタネは、比較的多く獲れますが、採取してからまくまでの期間が長くなると、発芽率が下がります。できるだけ採取してすぐにタネをまきましょう。すぐにまけば、発芽率は良好です。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

洋種サワギキョウの育て方のページです。
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