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栽培管理|ルリタマアザミの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

ルリタマアザミの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

ルリタマアザミ写真

 ルリタマアザミは、キク科ヒゴタイ属の多年生植物で、地中海沿岸やアジアに広く分布します。初夏から夏の間に、まん丸の蕾をたくさん伸ばして、神秘的な薄紫色や青色の花を咲かせ、また、葉や茎は白緑色で、非常に印象の強い植物です。  ルリタマアザミは、主に苗で販売されますが、「エキノプス」という属名で販売されるのが一般的です。この属名の「エキノプス」には「ハリネズミ」の意味があります。蕾や花の形状から

管理

水やり

 苗を植えつけてからしばらくの間は、土の表面が乾いたらたっぷりと水をやりましょう。花壇植えの場合、根が張り始めたら、日照り続きのとき以外は雨水のみで十分に育ちます。高温期の過湿には弱いので、水の与え過ぎに気をつけましょう。

肥料

 植えつけの翌年、ソメイヨシノの花芽がふくらむ頃、根元から少し離れた場所の土の上に、粒状肥料マイガーデン粒状肥料」、マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を適量ばらまきます。肥料の量は、一般の草花の半分程度を目安にします。

置き場所

 ルリタマアザミは、日なたを好みます。根がしっかり張っていれば、夏の強い日ざしにも負けず、元気に生育します。寒さには強い植物です。屋外でしっかり寒さに当てると、翌シーズンにはよい花が咲くことでしょう。

タネまき

 ルリタマアザミは、タネでも販売されています。タネまきは、春か秋に行います。寒さにも強い植物なので、秋はヒガンバナが咲く頃がタネまき時。冬を越して生育します。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

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