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栽培管理|ロニセラの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

ロニセラの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

ロニセラ写真

 ロニセラは、日本にも自生し、世界中に帰化しつつある、とても丈夫なスイカズラ科の常緑のツル植物です。耐寒性があり、雪の降る地域なら屋外で冬越し可能です。ただし、雪が少なく土が凍る地域では、株元に落ち葉や敷きワラを厚く敷くなど、防寒が必要です。なお、常緑性のツル植物ですが、寒冷地では葉を落します。  ロニセラは、ハニーサックルという名前でよく呼ばれています。

管理

水やり

 土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。乾燥も過湿も苦手な植物でずが、適度に乾燥した環境を好むようです。真夏は、株元付近にマルチングをしたり、這い性の植物を植栽することでグラウンドカバーにし、株元の乾燥を防ぎましょう。

肥料

 早春に、花壇では、粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり150g、鉢植えの場合は、用土1ℓ当たり5gを、土の上にばらまいて施します。

置き場所

 ロニセラは、日当たりのよい場所を好みす。明るい日陰でも比較的よく育ちますが、花数がやや少なくなったり、花色が悪くなります。

 なお、ロニセラは耐寒性のある植物ですが、寒冷地の鉢栽培は注意が必要です。気温が5℃以下になったら、ワラなどで鉢をすっぽり包み込んで防寒しましょう。また、株元には落ち葉やもみ殻などを敷き詰めると、保温効果があります。

剪定、誘引

 ロニセラの生育はかなり旺盛で、生育環境が合えば、数年でかなり大きくなって木質化していきます。ツル性植物ですから、剪定や誘引が必要です。剪定は花後の秋から冬が適期です。不要な枝や逆枝を切り取り、樹形を整えましょう。誘引は、初夏から初秋にかけて伸びるツルを、支柱やトレリス、アーチなどにひもやビニールタイなどで結び留めます。不要なツルは、この時に切り落としても構いません。

ふやし方

 ロニセラは、さし木でふやすことができます。さし木の適期は6~7月。つるを2~3節ごとに切り取ってさし穂にします。この時、花や蕾がついていたら、切り取っておきましょう。切り口を水に30分程度浸けた後に、植物成長調整剤「ルートン」を切り口に薄くまぶし、さし木用培養土にさします。約1~1.5カ月で根が出てくるので、4号のポリポット、もしくは5号の深型のポリポットに植え替えます。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

ロニセラの育て方のページです。
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