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栽培管理|ロベリアの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

ロベリアの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

ロベリア写真

南アフリカ原産の、秋まき1年草です。花色は、白や紫、水色、薄紫色などがあります。花つきがとても優れており、春から夏にかけて、株全体を覆うように花を咲かせます。和名は瑠璃蝶々(ルリチョウチョウ)。花形がチョウにそっくりなことから、この名がつきました。草姿は、這うタイプとこんもりと茂るタイプがあります。ハンギングから花壇まで、いろいろな用途に使うことができます。

管理

水やり

土の表面が乾き始めたら、たっぷりと水やりをします。ロベリアは、細い根がよく張るため、気温が上がってくると、水切れをよく起こします。水切れすると、葉先から縮れたり、株全体が傷んでしまいます。とくに夏の水切れには、十分に気をつけましょう。

肥料

ロベリアは、たくさんの花をつけるので、肥料切れを起こしやすい植物です。しかし、根が細いため、間違った施肥をすると肥料焼けを起こすことがあります。液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」の2,000倍液を、週に1回施しましょう。

置き場所

ロベリアは日当たりを好むので、日当たりが悪いと花数が減ったり、花色が薄くなったりします。よく日に当てて管理しましょう。

ふやし方

ロベリアは、さし木やタネまきでふやすことができます。さし木は6月、もしくは10月ごろが適期です。ロベリアの茎を切り取ると、白い粘液がでます。この粘液を水で洗い流しましょう。皮膚につくとかぶれる人もいるので、ゴム手袋をして作業するとよいでしょう。切った茎を水に30分ほど浸けて水揚げをしてから、切り口に植物成長調整剤「ルートン」を薄くまぶしてさし木専用用土に挿すと、2~3週間で発根します。

ロベリアのタネは、非常に細かいタネです。ちょっとした風でも飛んでしまいますので、取り扱いに注意しましょう。タネまきは、秋に行ないます。ロベリアのタネは好光性種子のため、発芽に光を必要とします。まいたタネにかける土は、ごく薄くかぶせるのにとどめます。

切り戻し

梅雨どきに、株が蒸れることがあります。蒸れを防止し、花数をふやすために、梅雨期後半に切り戻しをします。草丈の1/3程度まで、思い切って茎を切り詰めます。

切り詰めた株は、しばらく直射日光を避け、明るい日陰に置いて管理します。株に勢いが戻り始めたら、再びよく日に当てましょう。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

ロベリアの育て方のページです。
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