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準備と植え付け|ケマンソウの育て方
監修 園芸研究家 矢澤秀成
ケマンソウを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。
ケマンソウは、中国や朝鮮半島に自生する、ケシ科コマクサ属の多年草です。ケマンソウという名前は、お寺を飾る装飾品(華鬘)に見立てられてつけられました。別名タイツリソウとも呼ばれます。これは、花のようすが、釣ざおに多数ぶら下がった鯛のように見えることからついたようです。 ケマンソウは、とても個性的な花形をしています。よく観察してみると、ピンクの花弁が2枚あり、さらにその中に白い花弁らしきもの
植えつけ方
植えつけ
ケマンソウを鉢植えにする場合は、水はけのよい草花用培養土に植えつけます。根がよく成長するので、1~2年に1回は植え替えが必要です。鉢植えより庭植えにした方が、花つきがよくなる傾向があります。
種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。
「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。
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