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栽培管理|コキアの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

コキアの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

コキア写真

コキアは、アカザ科バッシア属の植物です。一般に、コキアという以前の属名で呼ばれています。春まきの一年草で、秋には枯れてしまいます。草姿が独特の愛嬌のある形になり、花壇の縁取りやアクセントなどに使われます。葉や茎は、秋に真っ赤に紅葉します。夏の葉の清々しい緑と秋の美しい紅葉が親しまれ、1000年以上前から栽培された記録が残っています。 花は雄花と雌花があり、夏に咲きます。

管理

水やり

 土の表面が乾き始めたら、たっぷりと水やりをします。過湿にはやや弱いので、水の与えすぎには注意しましょう。特に、高温多湿の時期は注意します。

肥料

 植えつけ時に、緩効性化成肥料を適量施します。粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり150g、鉢植えでは用土1ℓ当り5gを土に混ぜて、植えつけます。

 その後も3カ月に1回、同じ肥料を同量、株の周りの土の上にばらまいて追肥しましょう。また、粒状肥料「マイガーデンベジフル」のように、カリ分に富んだ肥料を使用すると、草姿がしっかりして、見栄えがよくなります。粒状肥料「マイガーデンベジフル」を使用する場合は、1m²当たり250g、鉢植えでは用土1ℓ当たり8g施します。

置き場所

 日当たりを好む植物なので、1日中、日が当たる場所が最適です。日陰では、茎が軟弱になります。

ふやし方

 タネまきは、ヤエザクラが開花するころが適期です。肥料分のないタネまき用の培養土を使いましょう。

 本葉が3枚程度になったら、3号(直径9cm)のポリポットに植え替えます。この時、根を傷めないように注意しましょう。次に、ポットの真上から見て、土が見えないぐらい茎葉が成長したら、花壇やプランターなどに植えつけましょう。大きくなると、株によってはやや不安定になります。支柱を立ててひもで枝を縛り、風による倒伏を防ぎましょう。

 毎年のようにタネがこぼれて、気づくとあちこちにコキアの幼苗が育っていることがあります。そうした場合は、根をできる限り傷めないように数株を掘り取って株間を広くあけて植え直すとよいでしょう。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

コキアの育て方のページです。
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