植物栽培ナビシロタエギクの育て方

監修  園芸研究家 矢澤秀成
基本情報
基本情報
科名属名
原産地
分類
栽培のスタート
日照条件
生育適温
水やり
特徴
樹高
種まき期
植えつけ期
開花期
収穫期
植えつけから収穫までの期間
開花から収穫までの期間
栽培カレンダー

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準備と植えつけ

植えつけ方

植えつけ

 水はけのよい土を好みます。庭植えでは、根鉢の2倍ほどの大きさ、深さの植え穴を掘って植えつけます。

 鉢植えでは、水はけがよい培養土を用いて植えつけましょう。

 なお、いずれも苗の植えつけ時に、一番伸びている芽、天芽を摘心するとよいでしょう。摘心すると、株がこんもりと形よく大きくなり、たいへんみごとです。

 

栽培管理

管理

水やり

 庭植えの場合は、苗の植えつけ時にたっぷり水を与えれば、その後の水やりは不要です。

 鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。いずれも多湿を嫌うので、やや乾燥気味に育てましょう。

 

肥料

 苗を花壇に植えるときに、元肥として粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり150gを土に混ぜます。鉢植えの場合は、同様の肥料を用土1ℓ当たり5g混ぜて、苗を植えつけましょう。

 花壇植え、鉢植えともに、追肥として2カ月に1回、同様の肥料を株元の土の上にばらまくか、2週間に1回、液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」を庭植えでは500倍に、鉢植えでは1,000倍に薄めたものを施します。

置き場所

 日当たりのよい場所を好む植物です。日陰でも育ちますが、間伸びした姿に育ってしまいます。庭植えも鉢植えも、風通しのよい場所で管理します。

ふやし方

 シロタエギクは、さし木でふやすことができます。さし木の時期は、5月中旬から6月下旬、9月下旬から10月下旬です。さし穂を切り取り、切り口を30分程水に浸けてからさし木用土にさすと、4週間ほどで根が動き出します。6週間ほど経ったら、市販の草花用用土を入れた直径9cmのポリポットに植え付けます。さし木をする際に、さし穂の切り口に植物成長調整剤「ルートン」を薄くまぶしておくと、発根が促されます。

 シロタエギクをタネから育てるときは、サクラが咲き終わった4月頃にタネをまきます。双葉が出て、さらに本葉が3枚ほど出てきたら、直径9cmのポリポットに植え替えます。ポットの上から見て、培養土が見えなくなる頃、花壇や鉢に植えつけます。

 なお、タネを採種する場合は、一部の花を残して採種用とし、ほかは早めに花茎を切り取って、株を消耗させないようにすることが大切です。

 

監修  園芸研究家 矢澤秀成
種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

害虫・病気対策

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シロタエギクで適用のある害虫・病気と対処薬剤

害虫

病気

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使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。
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