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栽培管理|シンビジウムの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

シンビジウムの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

シンビジウム写真

各家庭で広く栽培されているのは、シンビジウム属の洋ランです。

管理

水やり

表土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。気温の上がる夏は、水はたっぷり与えます。さらに、葉水を与えて株の温度を下げましょう。10月ごろから水やりを控え、乾かし気味に育てます。

肥料

春、新芽がのびるころに、粒状肥料マイガーデン粒状肥料」、マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を置き肥にします。また、週に1回、液体肥料マイガーデン液体肥料」、花工場原液」の1,000倍液を与えます。晩秋から早春まで肥料は施しません。

置き場所

ソメイヨシノが咲くころ、戸外の日当たりのよい場所に置いて管理します。ただし、寒の戻りがありそうな日は室内に取り込みましょう。5月下旬からヒガンバナが咲く頃ころまでは、木もれ日が当たる場所か、寒冷紗で遮光をした戸外の明るい日陰で管理しましょう。その後は戸外の日当たりで管理し、再び日光に十分に当てます。イチョウの葉が色づいたら、室内に取り込んで、窓辺などの明るい場所で育てます。

花茎切り

シンビジウムの花つきをよくするには、バルブを育てることが大切です。ポイントは花後の管理です。ソメイヨシノが咲き終わるころ、花後の花茎を株元から切り取ります。粒状肥料マイガーデン粒状肥料」、マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を施し、日光にしっかり当ててバルブを育てましょう。すると、12月頃ごろから開花が始まります。

植え替え

植え替えは2~3年に1回、春から初夏の暖かい時期に行います。鉢から根があふれるくらいになったときが、植え替えの目安です。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

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