植物栽培ナビスカビオーサの育て方

監修  園芸研究家 矢澤秀成
基本情報
基本情報
科名属名
原産地
分類
栽培のスタート
日照条件
生育適温
水やり
特徴
樹高
種まき期
植えつけ期
開花期
収穫期
植えつけから収穫までの期間
開花から収穫までの期間
栽培カレンダー

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準備と植えつけ

植えつけ方

植えつけ

 水はけと保水力のバランスのよい用土に適します。スカビオーサは酸性土壌を嫌う傾向があります。庭に植えつける時には、苗を植えつける2週間ほど前に、苦土石灰を用土に混ぜておきましょう。

 

栽培管理

管理

水やり

 多湿を嫌う植物です。やや乾燥気味に管理しましょう。高温期の水やりは、特に蒸れやすいので注意します。高温期に水やりするときは、日中を避け、夕方、もしくは早朝に行いましょう。

肥料

 肥料は、一般的な適量より、やや少なめに施します。苗の植えつけ時に、根元に土に適量よりやや少なめの粒状肥料マイガーデン粒状肥料」、マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」をばらまいておきます。また、液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」の2,000倍液を月に2回ほど、水の代わりに施しましょう。夏と冬は休眠期になるので、肥料は不要です。

置き場所

 スカビオーサは、日当たりを好み、高温多湿が苦手です。高温期は風通しがよい、できるだけ涼しい場所で管理しましょう。寒さには強い植物です。しっかり冬の寒さに当てて育てます。寒さに当てると初夏に咲く花が一層美しく色付きます。

ふやし方

 スカビオーサはタネまきでふやすことができます。タネまきは、ヒガンバナが咲くころに行います。肥料分のない培養土にまきましょう。

 多年草タイプのスカビオーサは、さし木でふやすことも可能です。さし木は5~6月に行います。バーミキュライト:赤玉(小粒)=1:1の培養土に、さし穂をさして、発根を待ちます。

植え替え

 多年草タイプは、3~4年に1回、植え替えましょう。時期は、春が最適です。腐葉土:赤玉土(小粒):軽石(小粒)=3:4:3の混合用土が最適です。1・2年草タイプのスカビオーサには、植え替えの必要はありません。

 

監修  園芸研究家 矢澤秀成
種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

害虫・病気対策

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スカビオーサで適用のある害虫・病気と対処薬剤

害虫

病気

対象の「害虫」と「病気」を防除する薬剤は・・・

使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。
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