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栽培管理|スズランの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

スズランの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

スズラン写真

 スズランは本州の中部から北の、主に高地に多く自生します。特に北海道を代表する花といわれ、別名は君影草と呼ばれます。  スズランという名前のとおり、鈴の形に似た可愛らしい白い花を一つの花茎に10輪前後つけます。花に鼻を近づけてみると、とても優しい香りがします。果実は白い花とは対照的なアズキ色です。花言葉は、「幸福が戻る」で、昔から広く愛されてきました。

管理

水やり

 鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。庭植えの場合は、植えつけ時にたっぷりと水やりし、その後も根が張るまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりしましょう。根がしっかり張れば、水やりはほとんど必要ありません。

肥料

 基本的には5月中旬~6月の花後に、肥料を施します。所定の倍率に希釈した液体肥料「花工場原液」、あるいは粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり150g表土にパラパラまいて施します。鉢植えでは、用土1ℓ当たり5gの同様の肥料を、土の表面にばらまいて施します。株をしっかり育てると、来年もよい花を咲かせます。

置き場所

 自生地は、樹木の下で木もれ日が当たる場所です。その環境に近い管理が必要です。明るい日陰や、午前中だけ日が当たる場所が適しています。

ふやし方

 スズランは、株分けやタネまきふやすことができます。株分けは、だいたい4~5年に1回、秋に行ないましょう。1株に5芽程度つけて分けます。あまり細かく分けすぎると、その後の成長が緩慢になることがあります。タネまきの方法は、まずタネのアズキ色の皮をむき、中のタネを取り出します。わずかについた果肉を水で洗い流してから、タネまき用培養土にすぐにまきましょう。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

スズランの育て方のページです。
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