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栽培管理|ダリアの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

ダリアの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

ダリア写真

ダリアは、メキシコやグアテマラに自生しているキク科の多年草で、花色や花形が豊富な植物です。花の大きさは、巨大輪や大輪、中輪、小輪とあり、草丈も30cmから1~3mになるなど、非常に多彩な植物です。盛んに品種改良が行なわれ、秋を代表する花とされています。

管理

水やり

 ダリアは比較的、乾燥に強い植物です。鉢植えの場合は、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。花壇植えの場合は、極端な乾燥期を除いて、ほとんど水やりする必要はありません。

肥料

 元肥として、花壇では粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり150g、鉢植えでは、用土1ℓ当たり5gを土に混ぜます。その後は、ヒガンバナの花が開花するころにもう1回、同じ肥料を同量、土の上にばらまいて施します。

置き場所

 日当たりを好む植物です。日陰で栽培すると徒長したり、花数が少なくなったり、花色や葉色が悪くなります。花壇植えにする場合は、水はけのよい土壌を選んで植えつけましょう。

球根掘り上げ

 ダリアは、比較的寒さに弱い植物です。寒冷地で花壇植えにしている場合は、球根の掘り上げが必要です。気温が5℃以下になったら、球根を掘り上げましょう。掘り上げるときは、球根についた芽を折らないように優しく扱います。掘り上げた球根は、段ボール箱に通気口(穴)をあけたビニールを入れて、その中にピートモスをいっぱいに入れます。ピートモスは、あらかじめ霧吹きで水をかけ、軽く湿らせてから、球根を入れましょう。球根を入れた段ボール箱は、10℃前後の場所に保存します。温度が高すぎると芽が動き始めたり、球根が腐ることがあるので注意しましょう。月に1度、できる限り球根の状態を確認してください。ソメイヨシノが咲くころに、球根を取り出し、分球して花壇に植えます。分球するときは、必ず生長点のある茎部分をつけます。

 鉢植えの場合は、無理に球根を掘り上げることはありません。鉢ごと室内で管理します、水は少なめに与え、やや乾かし気味に管理しましょう。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

ダリアの育て方のページです。
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